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ひきだるま 長唄三味線のお浚い会でした

 お線香をあげてから出発。お天気は良いんですが気温は低く寒い朝でした。前日に二と三の糸を張り替えて、三つ折れにして持って行くことにしました。会場は区民館の和室。50畳の部屋に舞台がついています。脇に通路を広くしたスペースもあるし、他に2部屋ほど借りていたのでゆったりです。いつも思うんですが中央の方の区民館って凄く立派です。

 2年前初めて出たときは師匠の弾き唄い。昨年は熊本八千代座で唄の先生をお呼びしての開催。今回も唄の先生をお呼びしての開催です。私は唄の先生が一人ついて、二挺一枚で「雨の四季」を弾きました。賛助出演いただきましたのは、杵屋五功次師匠、杵屋三七郎師匠のお二人です。

 早めに集合してまずは会場のセッティング。テーブルで山台を作って毛氈をかけます。正座ができない方用に山台をずらして座れるようにしたりの工夫満点の山台のできあがり。師匠と何名かの先輩諸氏が事前に会場を視察したりしてくれていました。おかげで準備もスムースに。ホントにありがたいことです。

 開演後は会場で聞いたり、控え室で爪弾きで練習したり、お弁当をいただいたりして過ごします。カツサンドと海苔巻き・お稲荷さんの弁当美味しかった。三味線の方は取り替えた糸がどうしても伸びやすいので、師匠に見てもらった後も伸ばしたり、練習して再度調子を確認したりしていました。

 今回賛助していただく五功次師匠にご挨拶していなかったのに気づき、控え室に伺ってご挨拶。なかなか二枚目の甘いマスクの師匠です。声は三七郎師匠が透明感のある声っていう印象に対して、五功次師匠は顔に似合わず渋い感じのお声です。こういう声も良いですね。

 何名かわざわざ足をお運びくださった方もいらっしゃいました。その方達にも合間を縫ってご挨拶。ありがたいし嬉しいものです。

 だんだん自分の番が近づいてきます。自分的には、今回のポイントは一人で弾く部分をきっちり音にすること、陽気な曲なので楽しい気持ちで弾くこと、難所は調子変え、と思っていました。それと昨年の日記に書きましたが、

http://awafue.blog56.fc2.com/blog-entry-749.html

「八千代座ひきだるま」昨年の日記

棹を見ないで弾けるようになる、というのがありました。この一年それを目指して練習してきましたので、それがどこまでできるのかというのも今回のテーマでした。ただまだ十分ではないのでオクターブのところにだけマーキングしてあります。

 いよいよ自分の出番です。舞台袖から舞台に上がりマイ師匠に三味線の調子を確認していただきます。師匠の合図で幕が開きます。けっこう落ち着いていました。始まれば後はもう川に出た小舟のように流れに身を任せるだけ。

 途中何カ所か間違いましたが、全体的には今の自分の力がけっこう出せたように思い、達成感と充実感がありました。もちろんまだまだ下手くそなんですが、練習含めて一番良い演奏ができました。マイ師匠と五功次師匠に大感謝です。私の力を普段以上に引き出してくださいました。

 打ち上げでは大いに飲んで楽しみました。素晴らしい師匠と師匠を支える頼もしい諸先輩方、愉快な弟子仲間たちと飲むお酒は格別です。

 さて、次の曲は何になるかな。楽しみです。
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