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川崎邦楽祭 で 長唄「供奴」 笛演奏

 昨年に引き続きお声がけいただき、今年は長唄「供奴」の笛を勉強させていただきました。

昨年の様子
http://awafue.blog56.fc2.com/blog-entry-718.html

 今藤の三味線名取お三方が中心となって始まった会で、当初は唄と三味線だけだったのがお囃子も加わっての本格的長唄を年に一回勉強しています。会の特徴はアマ中心の会と言うこと。ですが、アマだけととんでない方向に行っちゃいますので、唄方、三味線方、囃子方、にプロの方を数名を賛助していただいて、全体的な監督を唄方のプロの方にお願いしています。

 今回会としては「供奴」と「新曲浦島」の2番出して、私は「供奴」、笛ともさんが「新曲浦島」。私は賑やかなのが好きなので「供奴」を選びました。してこいな~。って

 当日は11時過ぎに現地到着。まずはご挨拶をすませ、そそくさと着物にお着替え。袴を履くのも慣れてきました。今年4回目かな。着替え終わると、お弁当をいただき、後は本番を待つだけ。実は前夜、練習してたらミスが連発。ここにきてどうしよう~とあせっていました。会場までの電車の中で録音を聞いて最終イメトレ。イメトレはノーミス(当たり前か)。控え室でもう一回録音聞こうかなと思いましたが、それよりは笛に息を吹き込んで口になじませ、控えめに音だし。後は、持ち物チェック。合い挽き、小帛紗、袴に仕込む汗拭きようタオル、手ぬぐい、ICレコーダー。笛ともさんがから手を拭くシートをいただいたので、控え室を出る前にそれを使わせていただきました。おかげですっきりして良い感じ。

 舞台袖に到着。ここでミニハプニング。今回初めて山台を用意したのですが、たぶん会場の担当者が不慣れで、緋毛氈を敷いてから座布団を入れ直したり、予定よりかなり長く待つことになてしまいました。結局私の位置は座布団なし。まあ合い挽きがあるから平気です。なんとなく気があせって位置に着いたので、ICレコーダーのスイッチを入れ忘れました(涙)。

20121125川崎邦楽祭2


 いよいよ幕開き。笛は能管「ヒーヤー、ヒー」から。いきなりヒシギ(日吉)のスタート。ここが上手くいけば半分は上手くいったも同じです。練習ではずすことはなくなりましたが、本番は違いますから。太鼓方のかけ声を合図に無心に息を吹き込みます。結果は…。練習のベストに比べれば70点くらいの「ヒーヤー、ヒー」でしたがこれで乗れました。「サラシ」「狂言鞨鼓」「岩戸」「アバレ」その他もろもろ、最後半上げの日吉は良い感じでした。昨年比でいうと能管はかなり鍛えられて、特に日吉に関しては出る出ないの心配はなくなってきたのは、心理的にひじょうに楽です。

20121125川崎邦楽祭1-1


 能管の後はすぐ竹笛(篠笛)。出だし、三味線が少し乱れ入りのタイミングが難しかった。竹笛ちょっと音が裏返ったり濁ったりしてドキドキしましたが、中盤以降は三味線とのピッチもまずまず。前夜の練習で間違ったところも無事通過。と思ったら一ヶ所音を短くまとめるところを伸ばしてしまった(反省)。賑やかな感じはあまり出せなかったかな。そういう表現力がまだまだ未熟です。

 竹笛が終わると、笛はしばしお休み。手を袴の中に入れるんですが、中にはタオルを仕込んでいます。汗かきなんで、昨年はそれで失敗しています(昨年の日記参照)。袴から手を出す、笛を手に取る、笛を構える。この辺もタイミングを練習してきたのでバッチリ。

 最後早渡りから地、半上げ。そして段切れ。最後のヒー。もう少し落ち着いて吹けば良かった。あせって吹き始めたので音が雑。これからは同じヒーでも高いレベル、いろんなヒーを吹きわけられるようにしないと。今師匠もそこをいっているんだと思う。

 無事演奏終了。出番はこれで終わりの私はすっかりお気楽モード。まだ「新曲浦島」ある皆さんは、お茶に行く人、来客と歓談する方、録音を聞いてイメトレの方、練習する方、それぞれで時間を過ごします。私と言えば、笛先輩を控え室にお招きしてお話。そんなこんなしているうちにトリの「新曲浦島」がやってきました。

 私は会場一番後ろで鑑賞。女性陣の着物がキレイです。淡いカラーのピンクやら緑やら青が色とりどりでキレイです。黒紋よりこっちのほうがキレイだよなあと。タテ三味線の方は72才だそうですが、そうとは思えないハイレベルな演奏です。ん~、これを見ると自分もまだまだ行けるなと思います。ホントに。大薩摩を弾いて、調子変えを3回だったかな。後見なしでこれをやること自体凄いです。これ三味線やっている方はよくわかると思います。笛ともさん、特徴を出していい演奏でした。ああいう音、自分は出せない。すごく勉強になります。来年はもっといい音を作ってこられるでしょうから、自分も負けていられません。

 終了後は三味線方の奥様達も含めて打ち上げ。奥様達裏方で色々ご準備お手伝いいただき本当に感謝です。おかげで演奏に集中することができました。打ち上げで、プロの先生方から講評。無事終わって良かった。糸が切れたり、調子変えで音がバラバラになることもなく、途中で手が止まることなく、最後まで演奏できたことが何より良かった。最初の合わせ練習より、本番は凄く良かった。場数を踏むことがすごく大事。教えると言うより一緒に弾くだけ。今から来年の候補曲が出てきました。勧進帳、小鍛冶、鞍馬山、娘道成寺とか。どうなりますか。楽しみです。
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コメント

非公開コメント

おめでとうございます。

「供奴」おめでとうございます。
良く上がらずにできましたね。さすがです。
私はなんだか解らないうちに終わってしまいましたが、舞台は経験で落ち着いてくるのでしょうね。

お疲れさまでした

成功のご様子おめでとうございます。
出番を待つ心境、自分が終わった後の安堵感。情景が浮かんできます。

それにしても ふくふくさん は凄いな~(^-^)、羨ましいな~…。
何でも出来てしまうなんて。きっとお稽古も人一倍されているのでしょう。私も頑張らなくては。

ありがとうございました

今回、お誘いくださり、本当にありがとうございました。
とってもな楽しんで取り組めましたし、また、勉強になりました。
ふくふくさんの能管らしい音、段切の音、素敵でした。そのうち、盗みにいきます!

Re: 浜松の笛吹童子さん

浜松の笛吹童子さん、浴衣会では落ち着いていらっしゃいましたよ。場数は大事だなあと思います。だってそもそも着物・袴なんて着ませんから。そういうところで昨年は緊張したり、初顔合わせだった昨年は控え室で緊張したり。今年はそういった面でリラックスできていました。そうはいっても、手に変な汗は出てくるしやっぱり緊張しているんでしょうね。ただ、笛の音に悪影響を与える度合いが年々少なくなってきている感じです。

コメントいただきありがとうございました。

Re: 笛の旅さん

ありがとうございました。
なんでもできるなんてとんでもない。かみさんにも言われますが、ほんとブッキーなんですよ。ただ好きになるとコツコツ練習するのは苦にならないタイプです。超一流にはなれませんが、超三流を目指しています。

今回は初めに自分の出演が終わったので、後半はのんびりできました。

Re: hyalali さん

こういう会はとっても勉強になりますよね。昨年参加して私もそう思いました。初参加で緊張されることも多かったと思いますが、落ち着いて見えました。僕は hyalali さんの、能管らしい音、竹笛らしい音、練習や下浚い、本番と素敵だなあと聞いていました。あの竹笛はほんと素晴らしい!

私も盗みに行きます!

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川崎邦楽祭・本番

下浚いの後、吹く時間が取れないままに、本番を迎える。 緊張はするけれど、上がって頭が真っ白ということはないだろう。でも、ヒイが出なかったり、竹笛で唇震え病が出たりってこ
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