スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

七# か 1 か

 ご存じない方も多いと思いますが、篠笛の譜面としては数字譜というのがもっとも一般的です。呂音(低音)を漢数字、中音(英数字)で表します。階名でドが一(1)でシが七(7)というわけです。

 で、長唄の竹笛(長唄界では篠笛のことを竹笛ということが多い)の譜面で七# というのが出てきます。これちょっと考えればわかるんですが、シの半音上はドなんです。ですからこんな書き方せずに1とかけば良いはずなんですが、この七#というのがけっこう出てきます。

 実際に曲の中でこの七#を吹くとなんか微妙に変な感じがします。音程的には1の方が合う場合が多く、一度前の師匠に伺ったことがあったのですが、譜面通りに吹きなさい、とのことでしたので、それ以上聞くことはありませんでした。

 先日同門の方に譜面を見せていただいたら、同じ曲で七#のところが1となっていました。このとき自分の中のもやもやがなんかすっきりしてきました。長唄で使われている唄用の笛というのは、一般的に1がピッチ高めで音色も弱めな音になっています。それならば音がクリアな七をカって吹いた方が良いということなんだと思います。

 現在の笛は1のピッチも本来のピッチに近いものになってきているので、最近の譜面はそうなっているではないかなと。これ、あくまで自分の想像です。ただ1の音は音色が微妙という問題は残っているので、七#の使い道は現在もあるのかなとも。

 ちなみに三味線でいうと、二の糸の3の勘所(いろは譜では「る」)です。
関連記事
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。